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令和五年の輝かしい新春を迎え、全日本居合道連盟会員皆様に謹んで新年の御祝詞を申し上げます。本年も何卒倍旧のご支援ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
昨年は、コロナ禍の中ではありましたが、連盟行事の一部を除き会員皆様の絶大なるご協力のお陰で所期の目的を達成する事が出来ました。
全日本居合道連盟が三年ぶりに息を吹き返したような気持ちであり誠に喜ばしく会員皆様に感謝申し上げる次第であります。
全日本居合道連盟の御発並びに会員皆様のご健康とご多幸を御祈念申し上げ年頭の御挨拶とします。
全日本居合道連盟 会長
無双直伝英信流
正統第二十三代宗家
名人位十段 福井将人 先生
古来より伝承された無双直伝英信流を過ちなく後世に伝承するために武士道精神に立脚して集っております。 私は、己を律するに厳しく、清らかにして潔く己が与えられたる事を貫徹し、自己責任を完了することを根幹としております。言い換えれば人を敬い、愛し其の和するを第一義となし礼譲を尊び義に殉ずるを恐れざる心が大切と考えております。
全日本居合道連盟
四国地区居合道連盟 会長
無雙直傳英信流兵法
範士九段 田中 求 白朋
古歌に「居合とは、人に斬られず、人斬らず、己を責めて平らかの道」とあります。また、「剣は心なり、心正しければ剣正し、心正しからざれば、剣又正しからず」とも、うたわれています。居合は剣道の立ち会いとは違い、居合う即ち不意に襲われた時にも咄嗟に対応して、先又は後の先にて体の捌き・運剣に於いて鞘離れの一刀を以って電光石火の勝を納めんが為、剣道の一分派として武士の間に創案された刀法で、座位、立位等あらゆる時と場合に於いて対応する正しき刀法と身体の運用を錬磨し、この事を心して修練を行い、己に勝つを目的として古来より修道の為に相手は無く、只、想定の中に相手を定めて技の錬磨をするものです。
「鞘の内」とも言います。つまりは、刀を抜かずして、敵を圧倒する気迫を以って勝ちを修める事にあり、一度鞘を放てば、抜刀の一瞬に勝ちを修めることに有ります。現代においてはその真髄を心に納め、泰然自若何事にも動ぜず、常に如何なる事にも対応できる心を養う事に有ります。
居合の練習、修練により人と対する心を養い、常に気迫と温情を持って、泰然自若、不動の心構えを習得することにあります。居合道は、日本古来の古武道の一つで、霊器「日本刀」を使い、技の理合を心に持ちつつ古来伝承の形を違える事無く、己の体躯を以って、表現する事にあり、是を以って心身の鍛錬をするものです。古来より伝承された技を理合に基づき正確に行う事の努力、練磨を通して、己の精神の鍛錬と現代に生きる武士道を探究し、社会に貢献できる人材を育成する事を目的としています。
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